最先端の繋がりは、やはり人だった
朝礼ネタ2868 2021/01/01 営業人の心を動かすことができるのは、人だけだと思います。
AIの技術が今後も進歩していくでしょうが、営業の仕事がAIに置き換わることはないでしょう。
もしロボットが営業に来たら、あなたは契約をしたいと思いますか?
合理的な説明はしてくれるかもしれませんが、そこには心がない。
人の心は、そんな単純ではないのです。
契約が成立するのは商材にも左右されるでしょうが、それ以上に大事なのは誰と契約するかだと思います。
もし全く同じ商材の営業に来た二人の営業マンがいたら、どちらと契約しますか?
おそらく、人間的に好きな方と契約する人がほとんどでしょう。
それが営業の難しさであり、楽しいことではないかなと思います。
人の心を動かすために、臨機応変に対応できる。
結局は情が人を動かすかと思います。
こういう分野はAIが苦手としていて、人間だからこそできる仕事だと思います。
私が最近、どんなことに心が動いたか話します。
それは、弊社と取引のある包装メーカーの営業担当者がした行動です。
梱包資材を初めて、その会社から購入しました。
特に特徴のある製品でもなく、同業他社でま取り扱っている物。
そこより安いところがあれば、別の会社からの購入も検討するかもしれない。
そんなことを思っていたら後日、その会社からはがきが届きました。
そこには、手書きで感謝の思いが書いてありました。
どこにでも出す定型文ではなく、それぞれの会社に向けて考えたんだろうなという文です。
手間がかかるだろうに、よく書いたなと思いました。
そこに人情を感じ、私の心を動かしました。
少し高くても、ここから買うことにしよう。
そんなに難しいことをしなくても、人の心を動かすことができる。
私もそんな仕事がしたいなと思いました。