入学式はやっぱり4月じゃないと・・・

  • 追加
  • 「4月は残酷きわまる月」とアメリカの詩人T.S.エリオットは歌いました。
    しかし私達日本人には4月は本格的に春が訪れ、いろいろなことが新たに始まる月というイメージが強いんじゃないでしょうか。

    それは4月に入学式・入社式が行われるからということも大きく影響していると思います。
    桜が咲く道を大きめのランドセルを背負った新小学生がお父さん・お母さんに手を引かれて入学式に向かう姿をみると、「ああ4月だな、新たなスタートの季節なんだ」と多くの日本人が感じると思います。

    しかし最近では大学の秋季入学が始まりました。
    東京大学が秋季入学を始めたことは大きく報道されたのでご存知の人も多いと思います。
    東京大学の他にも、早稲田・慶応義塾・上智大学といった大学も秋季入学ができるようになっています。
    もっとも全学部ではなく国際教養学部などの限られた学部だけですが。

    秋季入学に踏み切ったのは、9月入学の多い欧米などの大学に合わせて、優秀な留学生を受け入れることを始めとして海外の大学との研究・教育の連携を取りやすくするといったことが大きな理由みたいです。
    しかし高校卒業から、あるいは就職まで間隔が空くことなどの問題点も指摘されています。

    そこで、海外の学校の始まる時期を調べてみると、アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスなどは9月に始まります。
    ロシアも9月です。
    サウジアラビア・UAE・クウェートなどの中東も9月が多いようです。
    南半球ではブラジルが2月、アルゼンチンが3月、オーストラリアが1月です。
    どの国の人も学校は夏あるいは秋に始まるってイメージが強いんじゃないでしょうか。

    意外なことにアジアはけっこう分かれていて、中国・香港が9月、台湾が8月、韓国が3月です。
    インドは日本と同じ4月です。

    日本で大学が全面的に秋季入学になった場合、小・中・高の学校はどうなるんでしょうか。

    何十年かたったら、入学式は秋というイメージが日本にも定着しているかも知れません。
    大学の合格電報も「サクラサク」ではなく「コスモスサク」とか「ヒマワリサク」になるのかな。
    ちょっと味気ないですよね。
    入学式は陽光うららかな4月に、桜咲くなかでみんなで記念撮影したいと思うのは私だけでしょうか。




    関連ネタ & スポンサーリンク