孫と桜からもらう癒しのパワー
朝礼ネタ275 2021/01/01 4月風物詩・季節行事春の花と言えば桜と答える人も多いですね。
今日はその桜の花にまつわるお話をしようと思います。
それはある病院でのお話です。
ちょうど桜が咲くころのことで病院のお庭にもたくさん植えられている桜は、もうすぐ満開という時期でした。
病院ですからたくさんの入院患者さんがいますが、お花見に行けるくらいの人もいれば、ベッドに寝たきりで動けないという人もいます。
高齢者が多いお部屋にお見舞いに来た家族の中に小さなこどもさんがいたそうです。
そのこどもさんはおばあちゃんのお見舞いに来ていたのでした。
おばあちゃんと家族が話をしているのを聞いていて、おばあちゃんが「今年は花見ができない」と寂しそうに言うのを聞いて、翌日に自宅の庭の桜の枝を母親に切ってもらって持って行ったそうです。
おばあちゃんは桜の花を見ることができたと喜だそうです。
その病室にはおばあちゃんと同じように動けない患者さんがいました。
みんなにも桜の花を見てもらっていると看護婦さんが来て、他のお部屋の患者さんにも見せてあげたいと持って回ったそうです。
おばあちゃんは自分と同じように春には桜の花が見たいと思っているだろう人が一緒にお花見ができたようで嬉しくなったそうです。
そして何より優しい気持ちで桜の花を持ってきてくれた孫を誇らしく思ったとか。
桜は不思議な花で、若い時はなんてことはないのですが、年をとると毎年春に桜を見ると感慨深い気持ちになります。
今日はおばあちゃんと桜の花とお孫ちゃんのお話でした。
ご清聴ありがとうございました。