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コケンにかかわるの「コケン」って何?

  朝礼ネタ2637  2021/01/01  218 PV 故事ことわざ

「そんなことをすると、コケンにかかわる」という文の意味は、大概の方はお分かりでしょう。
コケンは沽券と書き、沽券状とも呼ばれる、江戸時代に使われていた、
主に売買された土地家屋の受け渡し状のことで、つまり現代の権利書のようなものです。

財産資産の所有を証明するものですから偽造があっては大変なので、
その沽券を正式で有効なものだと証明する役目は、該当の地域の名主数名が共同で行っていました。

名主とは、農村部の庄屋と同じく、経済的政治的に有力でその地域の代表的な町民・農民です。
支配階級の武士ではありませんが、武士の役人が司る奉行所の委託を受けて、地域民政を行っていました。

彼らは単にお金持ちで、だから権力があるというだけではなく、
地域の庶民たちから人間的にも信頼されるような、信用のある人物でした。
沽券はこの名主数名の承認の下に作成されるので、彼らの信用がそのまま作成された沽券の信用になるわけです。

いわゆる単なる書類であった沽券が、今のような値打ち、プライド、面目などの意味で、
なぜ使われることになったのか、が何となく見えてきた気がしませんか?

本当のところは不明ですが、名主たちの信用が怪しくなると、彼らが承認した沽券の信用も低下し、
逆に沽券の真贋が疑われるということは、そんな沽券発行に携わった名主たちの信用を疑うことにもなります。
つまりこの信用にまつわる事態状態が沽券にかかわるということから、
現在のような沽券の使い方が出てきたのではないかと思います。

そう考えると、「沽券にかかわる」という言葉を、ただ表面的にプライドや面目という意味だけで捉えるのではなく、
バックボーンとして信用というものが重要だと認識しなくてはならないでしょう。

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