射撃で10点を取る方法
朝礼ネタ2027 2021/01/01 スポーツこれはかつて私が射撃をやっていた頃の話ですが、射撃という競技は1つの的につき10点満点で、その満点をずっと撃ち続ける、ミスした者が負け、そんな競技です。
さてこの10点を撃つために必要なことは、正しい姿勢、脱力、集中、残心の4つです。
まず姿勢というのは安定した下半身と教科書通りの構えから生み出されるもので、最低限の力以上は不要な射撃では骨で支えるように例えられます。
続いて脱力です。構えて照準を覗いたら、腹式呼吸で体の力を抜いていき、全身をリラックスさせていきます。
すると不思議なことですが自ずと照準器は的と照準がピタッとあってくるのです。
続いて集中です。脱力がちゃんとできてるこの時点で集中はできていると思いますが、あとはトリガーを弾くタイミングだけですので、己の呼吸とタイミングを合わせるように的だけに意識を尖らせるように集中していきます。
最後に残心です。フォロースルーと言ったりもしますが、撃ったあと、しばらく的の方を構えて動かないことです。
撃ってすぐに動くと構えが乱れ、気も乱れます。それを防ぎ、次の1発に備えるためにも残心は必須なのです。
さてこれら一連の射撃での動きはビジネスにも応用が利くのではと私は思います。
まず姿勢。変にカスタマイズされていない、基本に忠実な、安定したスタイルはお客様に安心感を与えます。
そして脱力。我々が力んでいてはお客様に引かれてしまいます。無駄な力は入れずリラックスして相対することは重要ではないでしょうか。
次に集中。販売戦略、戦術において集中は非常に重要です。機を逃さないよう常に意識を集中しているべきです。
最後に残心。お客様へのアフターケアは実は販売よりも1番大事なのではないでしょうか?
多少屁理屈なところもございますが(笑)、このような心がけを持つことで、10点満点の仕事をする所存です。