人口減少による経済規模縮小への危機感
朝礼ネタ1975 2021/01/01 社会・経済経済的なチャンスや利益が大きいのは、人口の多い時と少ない時のどちらでしょうか?
少し考えれば何となくわかることですが、人口の多い時のほうが経済的なチャンスや利益は大きくなります。そして、世界の人口は増える一方です。この事実を客観的にとらえるなら、世界的にみて景気が良くなると見通せますよね。だからこそ今は株を買えといわれていますが、それは世界的にみて好景気になりやすいからだという理由があるからです。
ただ、この状況に安穏としていられないのが、私たち日本人です。日本の人口は減るばかりで、将来的には1億人を切るといわれています。そして、人口の減少は経済の衰退を招き、チャンスや利益を生む機会はどんどん減っていくと考えられますよね。特に国内マーケットがメインの会社は苦しく、どうやっても買い手がみつからなくて四苦八苦するということもあっておかしくありません。
この問題に対処する方法は、主に2つです。1つはマーケットの目を海外に向ける、そしてもう1つは国内マーケットで需要のある商品を販売していくということです。どちらもただ安定無事を求めていたのでは切り拓けない未来ですから、厳しさをともなうのは避けられません。ですが、日本の会社で働くなら向き合わなければいけないことで、決定的な打開策を講じていかないと厳しいです。
人口減少は決して対岸の火事ではなく、私たちがまぎれもなく当事者です。ですので、なるべく早く手を打っていくことが、この状況を切り抜けるための考え方です。