たかが挨拶、されど挨拶
朝礼ネタ1625 2021/01/01 マナー「挨拶」はコミュニケーションの基本だとよく言われます。
調べてみると「挨拶」という言葉は、禅の問答に由来がある言葉で
挨拶の「挨」は「心を開く」こと、挨拶の「拶」は「相手に近づく」という意味があるとのこと。
つまり、「挨拶」とは「心を開いて相手に近づく」という意味なのだそうです。
先日、こんな記事を読みました。
ある医療機関では、患者様からたびたび「スタッフの態度が悪い」とクレームが寄せられていました。
そこで、その医療機関では接遇を強化するためにまず「挨拶をすること」を徹底して始めたのだそうです。
その時に工夫したことは、たんに「おはようございます」と言葉をかけるだけでなく、例えば患者様とすれ違うときに、
患者様の少し手前でいったん立ち止まり、しっかりと相手の顔を見て「おはようございます」と声をかけることでした。
医療機関全体でそれを意識し、続けていたところ、しばらくすると、患者様から「スタッフの対応がとてもよくなった」
「以前に比べて院内の雰囲気が明るくなった」とお褒めの言葉をたくさんいただけるようになったのだそうです。
そのことによって、スタッフのサービスやマナー、コミュニケーションに対する意識がだんだんと変わっていき、
自然とその他の細かなサービスやお声掛けなどにもつながっていったそうで、その医療機関は「サービスが素晴らしい病院」として
だんだんと評判が高くなっていったんだそうです。
日々の中で、挨拶なんて本当に一瞬のことですが、少し心がけを変えるだけで、お客様への満足がこんなにも変わるのだと驚きました。
私も日々心がけて「挨拶」を大切にしていきたいと思います。