当たり前が間違っているかも?固定概念に囚われないで!
朝礼ネタ1513 2021/01/01桜はその下で記念写真を撮ったり、桜の飾りの付いたお祝いグッズ売り出されることから分かるように卒業の時期に咲きます。また、入学式においても桜の散る中をピカピカのランドセルや制服で登校、といったものがあるように桜は咲いています。しかし、桜自体の開花期間は数週間と極めて短いものです。三月上旬の卒業式から、四月上旬の卒業式までずっと咲いてはいられません。けれども、どちらの式も桜の印象があります。これは一体全体、どういう理由からのものなのでしょうか。
調べてみると、東京においては桜は三月の下旬に咲き、四月の上旬に散ります。つまり、入学式には被っていますが、卒業式には被っていないのです。ではなぜ卒業式=桜というイメージが発生したのかと調査を進めると、なんと、卒業式は三月の下旬が一般的という衝撃的な事実が明らかになりました。
つまり、私の卒業した学校が三月の上旬に卒業式を行っていただけで、世間一般の卒業式は三月の下旬。なので、どちらの式も桜のイメージがあるのは当然、そういうわけだったのです。偉そうに語っておいてそんなオチか、と思われた方も多いでしょうし、本当にこれだけのくだらないオチなのですが、この件で私は実は勘違いして認識しているものが想像以上に多くあるのではないかと考えるようになりました。
自分が当たり前と思っていることは、当然正しいと考えているわけで、そもそも調べようという流れにもなりません。なので思い込みはずっとそのままなのです。日常会話程度ならば笑い飛ばせるのですが、これが大切な場での話などではそうもいかないでので、できる限り気を付けねばなと思った次第です。