趣味の釣りも季節で変わる
朝礼ネタ1372 2021/01/01 趣味釣りには海釣り、川釣りなどがあります。それぞれ季節によって釣れる魚が変わり、人の趣向によって狙いの魚も変わります。
釣り人にはそれぞれこだわりがあって、自分は磯釣りのグレ釣りしかやらない、イシダイ釣りしかやらないという一筋派もいます。逆に合理的に釣りを楽しむ人も増えています。例えば春はキスを釣り、夏は川で鮎を釣り、秋はイシダイ、冬はグレという具合に季節に釣れる魚を狙う釣り人です。
かつて私はイシダイ釣りが好きで1年中狙っていました。主に釣れるのは5月、6月、10月、11月ですがそんなことは関係なく狙っていました。真夏の磯の上は灼熱です。冬の磯の上は極寒です。実際に釣れるのは先に行った季節だけです。趣味の釣りでこんな苦労をしなくてはいけないのかと悩んだこともあります。
そんな時磯釣り名人の記事を読みました。てっきり年中磯釣りをやっているものかと思ったら、冬はグレ、春と秋はイシダイ、夏は鮎釣りをやっていました。そしてその名人曰く、季節に釣れる魚を狙った方が楽しい釣り人生を送れます。対象の魚のシーズンが終了間近になると次の魚の事で頭がいっぱいになります。色々な釣りをすることによって新たな発見がいっぱいあり、釣りの知識や考え方が向上しますと書かれてありました。私は目からウロコが落ちる思いでした。
これをきっかけに、色々な釣りに手を出しました。もともと釣りが好きですから鮎釣りにも、アオリイカ釣りにも、グレ釣りにも夢中になりました。すると、この糸は鮎釣りにに使えるんじゃないか?とか、この釣り方はグレ釣りに応用できるとか本当に新しい発見がいっぱいありました。
考えると仕事も同じです。頑なにこれはこうだと決めつけて進む人もあれば、頭を柔軟にし、異業種の内容を参考にしてやり方をどんどん変えていく人もいます。どちらも重要ですが、私は頭を柔軟にしていろいろ取り入れて変えていくほうに向かいたいと思います。他の部門や部署の仕事もやってこそわかるところが大いにあると思います。