冬至の意味、習慣を知ることで冬を楽しく過ごす
朝礼ネタ1352 2021/01/01 12月風物詩・季節行事12月と言えばクリスマスなどのイメージが強いですが日本古来より伝わる節季として「冬至」があります。
冬至と言えばなんとなくかぼちゃを食べる・ゆず湯に入る日というイメージがありますが、実際は何の日かご存知でしょうか?
冬至は一年で一番太陽が昇る時間が短い日のことで、毎年変動し、決まった日があるわけではありません。
冬至が1年で最も日が短いということは、次の日からは日がだんだん長くということでもあり、この日を境に太陽の活動が活発になるため「一陽来復」(いちようらいふく)とも呼ばれ日本だけでなく世界的にもお祝いされています。
そこでひらがなの「いろはにほへと」の最後に来る「ん」を食べてしまうことで「運」を体内に取り込み、次の日から元気になるという風習ができたとのことです。
かぼちゃの別名は「なんきん」「ん」が二つも入っているので特に縁起が良いと食べられるようになったとのことです。
ただ本来の意味では「ん」が付くものを食べればよいので、「うどん」「ごはん」「パン」「ラーメン」等日常的に食べるものでも縁起が良く運を取り込むことができます。
実際にはかぼちゃの旬は夏だそうで、何もかぼちゃにこだわる必要はありません。
この時期になると新しいことをやろうとしたときに「キリが良いから来年からスタートしよう」と思ってしまいがちです。
ただ、縁起の良さでいうとこの冬至も何かをスタートするにはもってこいの日だと思うので、少しでも早く初めて年内に習慣として定着させてしまうのはいかがでしょうか?