自分の感覚と他人の感覚
朝礼ネタ1350 2021/01/01 コミュニケーション皆さんは、人と約束する時に時間をどのように指定しますか。
何時何分と明確にしてすれば、その時間をピンポイントで指定することができます。ビジネス上ではこれが当たり前になると思います。
しかし、友人同士で集まったりするときに、朝、昼、夕方、夜とアバウトな指定をすることはないでしょうか。
この時間感覚は、個人個人の今までの生き方で時刻が変わって来ます。
昼と一言で言っても12時の人もいれば12?13時までの人もいます。特に注意すべきは夕方で15時でも夕方という人もいますし、17時過ぎを夕方という人もいます。
季節によっては暗くなるのが早まりますので、同じ人でも時間感覚のとらえ方が変わってしまう場合があります。
いくらプライベートだとしても、ハッキリとした時間指定がない場合、大体の感覚で言われた時刻を考える必要が出てきます。自分にとっては昼と言えば12時前後ですが、その方にとっては13時までが昼かもしれません。ここで、遅いと文句を言ってもその方は間違ったわけではありませんので攻めることはできません。
これがもしビジネスで行われたら、損害は大きくなってしまいます。言った側は、そのアバウトな時間の間は拘束されるわけですし、次の仕事に取り掛かることもできなくなります。
そうなると、次の予約にも影響が出ることもあるでしょう。言われた側も、何時なのかを考える必要が出てきます。
このようなアバウトな表現は、自分のみならず、相手も混乱させてしまいますので、キッチリとした時間指定はビジネスでは当然ですが、プライベートでも活用していきましょう。