何事もリカバリーが大切
朝礼ネタ129 2021/01/01 故事ことわざ自己啓発「失敗は成功の元」という諺があるように、人生には失敗は付き物です。
仕事をしていれば、誰しも大なり小なりミスをしてしまうでしょう。
大きなミスをした時はもちろん落ち込みますが、小さなミスも結構応えるものです。
同じ失敗を何度も繰り返すのは少し問題があるかもしれませんが、大切なことは、「失敗した後どうするか」ということです。
当たり前の話ですが、失敗してしまったことは過去のものとしてどうすることもできません。
どれだけ悔やんでもミスが帳消しになることはないのです。
だとしたら、ミスをしたことをいつまでもクヨクヨと考えていないで、どう対処するかを考えた方が建設的です。
現実を受け容れるということは、簡単そうで意外と難しいことです。
失敗した自分や情けない自分を認めたくないからです。
ただ、仕事をうまく進めている人を見ていると、問題が発生してもその状況をまずは受け容れて、どうリカバリーするかを考えているように思います。
もちろん、ミスをした時は焦ったり落胆したりするでしょうが、すぐに気持ちを切り替えて、最小限のミスに留める作業に入っているのです。
とにかく失敗をしたら、それに執着せずに、失敗を次にどう活かしていくかを考えていった方が良いと思います。
失敗をして学ぶことで自然と経験値は増えていきますから、やがてミスは少なくなるはずです。
重要なのは、いかにして気持ちを切り替えるか、いかにしてリカバリーするかということです。
仕事の面だけでなく、プライベートにおいても、つい感情的になって相手を傷つけてしまったり、そういう自分を責めてしまうこともあるでしょう。
そんな時も、まずはそういう自分の感情と向き合って、どうリカバリーしていくかを考えると良いと思います。
感情的になった自分を受け容れ、相手に一言「ゴメン!」と言えれば、リカバリーの成功と言えるでしょう。"