隣の芝生は青く見えても、その景色は本物か?
朝礼ネタ1286 2021/01/01 自己啓発友達が、すばらしい相手と結婚を決めた。
同級生が、大きな仕事で成功をおさめた。
こんなとき、素直に喜んであげたい。と思うと同時に、「うらやましい。それに比べて、私はなんて運がないんだろう」と思ってしまいます。
けれど、人間は絶対的に平等だと信じています。今の一瞬にとらわれるのではなく、長いスパンで考えてみました。人をうらやむのは、相手の中身を本当にみていないからだ。と言い聞かせています。どんなに幸せそうにみえる人でも、その分、リスクを背負って生きているはずです。
例えば、芸能人は華やかで、みんなにちやほやされて、お金もあって。なんていいんだろう。けれど実際は、芸能人ほど不自由な人はいませんよね。どこに出かけるにも気を使い、ちょっとしたことがスキャンダルになる。ちやほやする人たちの本心が見えずに、だまされることも多そうです。そういう闇の部分まで、同時に見ることができないので、うらやんでしまうのだと思います。
良いところも、悪いところも感じることができれば、今の自分の幸せにも、気づくことができます。
自分のフィールドで動きもせずに、他人のフィールドをうらやむのは、マイナスなエネルギーにしかなりません。幼稚な考えです。
自分の今の立場は、自分の課題をクリアするために、与えられたものだと信じ、私は、私の与えられた場所と立場で、どれだけのことができて、豊かに過ごすことができるか。考えて生きたいと思います。