計画の意味と期中修正の重要性
朝礼ネタ121 2021/01/01 効率化計画は目標を達成するために最初に行う仕事です。
計画を作成する目的は、その仕事の目標である①量、②質、③スケジュール、④費用を明確にすることです。
①量とは、誰でもわかる客観的な数字で示されるもので、達成したか達成してないかを明確にするものです。
②質とは、達成の質の期待レベルであり、質だけの目標では抽象的になり、達成の度合いが不明確な場合があります。
③スケジュールとは、達成までの期間を示すものであり、必ず期中で確認を取る時期が必要です。
計画の本来の意味は目標達成の指針を示すことであり、ただ計画通りに実行することが目的ではありません。
計画は達成可能な状況で進捗しているのかの、期中確認のツールだと考えていいといます。
何事もなく計画通りに実行できればそれでいいのですが、計画通りにいかない場合も多くあります。
期中で目標の達成がこのままだと不可能だと判断したら、その目標を修正すべきです。
一番やってはいけないことは、目標達成が不可能と想定されるのに、計画通りのスケジュールで実行し、計画通りの費用を使うことです。
期中確認で計画通りにいってない場合は、それを修正してでも達成しようとする努力をしなければなりません。
計画通りにいかない場合の臨機応変な対応と修正は、その後の経験蓄積とスキルアップにつながります。
そして、次の計画への精度アップにつなげていかなければなりません。
ある意味では、「計画とは、達成するための期中修正の指針として作成する」と言っても過言ではないと思います。