コミュニケーションに美味しい報・連・相
朝礼ネタ1183 2021/01/01 コミュニケーション規則・ルール報・連・相(ほうれんんそう)という言葉はみなさんもご存知だと思います。
使い古されたがゆえに、意識していない人もいらっしゃるでしょう。
上司から部下へのしつけの一環として言われがちですが、
実は、社内の問題点を解決していくために、
誰もがどんなことであっても容易に発言していくことができる
風通しのいい会社をつくるために提唱されたものです。
私が新卒採用で入った会社の上司はとても厳しい人でした。
その上司にはたくさんしかられましたが、
社会人としての手ほどきをたくさん教えていただきました。
また、よく飲みにいこう・飯にいこうと誘ってくれたのも
その上司でした。
こっぴどくしかられた後におごっていただいた
牛丼の味が今でも忘れられません。
その上司に、
こんなことを言われたのを鮮明に覚えています。
どんなことであってもいい。
気がついたことを私に教えてくれ。
お前が気づいたことを
お前の心の中にしまってしまってしまうことで、
大きな問題になることもあるんだ。
そうなるとお前に責任がかかってしまう。
そうなる前に、
私に責任を押し付けるくらいの気持ちでいいから、
何でも話してくれ。
どんな小さいことでもいいんだぞ。
それがお前にできることであって、
チームを強くすることにもなるんだ。
報・連・相は徹底するものではありません。
報・連・相は心地よくスムーズに仕事をするためのものです。
心地よくスムーズに仕事ができるようにするために、
少しずつでもいいので、
気になっていることから話していくよう
心がけたく思います。