黄金律というものの意味が真に分かる
朝礼ネタ881 2021/01/01 自己啓発俗に言う、黄金律というものを御存知でしょうか。
西洋の文化に触れたことのある方なら、耳にしたことがあるかもしれません。
もしくは、今までの生活の中で、
標語、もしくは目標など様々な形で耳にしたことがあることでしょう。
それは、「自分のしてもらいたいことを、人にしなさい」という言葉です。
なんだ、そんな単純なことか、とお思いになるかもしれませんね。
その通り、誰しも耳にしたことのあるような言葉です。
また、そんなことなら何処ででも聞いたことがある、使い古された偽善だと思われる方もいるかもしれませんね。
しかし、改めて「自分のしてもらいたいことを人にする」とは、
どういう事なのかを考えてみれば、それは一筋縄ではいかない問題を孕んでいると気づくのではないでしょうか。
サービス業においても、もしくは、その他、どの職種をするにおいても、
もちろん、カスタマーであったり、取引先を喜ばせたいという思いは、誰しも持ちますよね。
しかし、利害を頭の中に置いて、損得勘定で動いていては、
いつの間にか目的がずれてしまい、最終的に失敗してしまう事もあるのではないでしょうか。
「自分のしてもらいたいこと」それを相手にするというのは、なかなか簡単なことではありませんね。
誰しも、損得勘定抜きの、誠実さや寛容さを相手から与えてもらいたいと思うのではないでしょうか。
そうした誠実さ、寛容さを人に与えようという動機を持って仕事にも取り組むとき、
黄金律というものの意味が真に分かり、仕事でも成功を収めることができるのではないかと考えています。