紅葉の美しい木の紹介
朝礼ネタ827 2021/01/01 11月風物詩・季節行事
11月になると紅葉狩りのニュースを聞くようになりますね。
紅葉狩りと聞いて、何の木をイメージしますか?
モミジを思い浮かべる方が、一番多いのではないでしょうか?
黄金色のイチョウが頭に浮かんだ方もいらっしゃるかもしれませんね。
モミジやイチョウ以外に、紅葉が美しい木があるので紹介したいと思います。
比較的に見つけやすい木としては、プラタナスです。
プラタナスの紅葉は木全体が一気に赤くならないので、一本の木の中に緑・黄・赤の葉が混在して、その色合いの美しさは「ほら見て、きれいだよ」と誰かに教えたくなるほどです。
プラタナスは街路樹や並木道に植えられることが多いので、皆さんも一度は見たことがあると思います。
でも背が高い木なので、下ばかり見て歩いていると気が付かないかもしれません。
そんな方は、木の根元にザラザラした茶色いピンポン玉にひもを付けたような実が落ちていたら、プラタナスの可能性大です。
プラタナスの別名はスズカケノキと言われるように、鈴を吊るしたような実がなりますので、プラタナスを探す時のヒントにしてくださいね。
もうひとつ紹介したい木は、南京ハゼです。
南京ハゼもプラタナス同様に、一本の木で緑から赤へのグラデーションが楽しめます。
南京ハゼは街路樹に植えられることは少なく、公園などで見ることができます。
紅葉の時期に小さな白い実を落とし、歩道などではその実がつぶれて白くなっていることがあります。
この白い実からはロウソクのロウが抽出できるそうです。
11月は芸術の秋でもあり、散歩するのにも適した季節です。
視線を少し上げて、身近な木を見てください。
紅葉の美しい木で美術鑑賞ができますよ。