立場が変わると運動会の見え方も変わる
朝礼ネタ750 2021/01/01 10月家族・ペット風物詩・季節行事10月は多くの学校で体育祭や運動会が行われます。
最近は春に実施する学校もあるようですが、「体育の日」がある10月もいまだに多くの学校で実施されているようです。
私も小さい頃から今までに何度となく運動会に参加しました。はっきり覚えている競技もあります。ドキドキして眠れなかった記憶もあります。
今思い返せば、もっとリラックスしていればとか、もっと練習しておけばと思う点もいくつかありますが、その時はその時で必死で楽しい思い出になっています。
そして最近では立場が変わり、子供の運動会に保護者として参加しています。
おそらくどの家庭でも、運動会の朝は大量のお弁当作りから始まります。
そして運動場の場所取りをします。子供達の登校前に、学校の門が開くと同時に多くの家族が(パパが多いのですが)場所取りに走り一度帰宅します。
最初は馬鹿らしいと思っていましたが、運動場で半日以上を過ごすことになるので、炎天下より木陰などの居心地の良い位置や広めの場所は意外と大事です。
さて、競技が始まると今度は撮影合戦です。
たくさんの子供の中から自分の子供を見付け、一生の思い出作りに必死にビデオ撮影をしています。
どの家庭も必死さが伝わってきます。
運動会と並行して、保護者は交替で会場内のパトロールをして安全を見守ったり、トイレ清掃をしたり、来賓の方々にお茶出しをしたり、直接運動会とは関係ない仕事も回ってきます。
子供の頃は自分が運動会に出て競技をすることだけを考えていましたので、家族がどんなことをしているかが見えていませんでした。
いざ自分が保護者の立場になって運動会に参加すると、子供を中心にしつつ周りがしっかりとサポートしていたんだということを認識しました。
立場が変わるとものの見え方が変わるものだと思いました。