下手に技巧を凝らすようなことは必要ない
朝礼ネタ5917 2024/08/30 投資・資産運用世の中の多くの人々は株価が上がると喜び、そして下がると落胆します。それはなぜでしょうか。そう、それは多くの人たちにとって株式とは買うものであって売るものではないからです。
もっと言えば、株式投資とは株式を購入して後は何もせずに保有さえしていれば上がっていくものだと多くの人々は思ているのでしょうし、資本主義経済とはそのように設計されているので多くの人たちが株を買うことはあっても売ることはないというものうなずけます。
ただ、ほんの少しのあまのじゃくな人たちは株式とは長期的に見れば上がることは分かっていても、短期的に下がることがあるので、その時には下がる方に賭けて利益を出してインデックス投資よりも高いパフォーマンスを出そうと考えてそれを実行しているようです。
私は投資の中級者くらいだと自分の投資レベルを認識しているので、様々な商品を手を出してはそれの有用性も知っていますから、相場が崩れる時にただ、現物株をにぎりしてめるのではなく、他の商品によってそれらにヘッジをかけてリスクを減らしたりすることもやったことがありますが、そのようなことはタイミング大切になるのでなかなかがっちりとはきまることが少なかったと記憶しています。
ですから、個人投資家というのは下がるときはそれも存分に味わい株価が上がるときにもそれを売らずにホールドするくらいの鈍感な取引の方が資産を伸ばすことができると個人的には思います。
このように投資でも仕事でも少し知識があり、それを何かに役立てようとしてもいろいろなことをやるよりもシンプルに行った方がいい場合があると思います。