適度な休憩は仕事効率を向上させる
朝礼ネタ5561 2022/09/08 9月今日は何の日?9月8日は「休養の日」です。これは日付の数字「98」を「きゅうよう」と読む語呂合わせに由来した記念日です。「積極的休養」の考え方を広く普及し、休養の大切さ再認識してもらうことが目的とされています。
そういえば、昭和の時代に「四当五落」という言葉があったと聞いたことがあります。これは受験勉強をしている期間に、4時間しか寝ない人は合格するけれども、5時間以上も寝ている人は不合格になる、という意味だそうです。今は、睡眠時間がたったの4時間では認知能力が低下してしまうことが分かっています。これでは逆に勉強の効率が下がってしまうということです。
同じように仕事を効率よくこなすためにも、適度な休憩は必要です。人の集中力が持続する時間は平均で45分、最長でも90分程度と言われています。学生時代、大学の講義時間は90分、高校の授業時間は50分でした。教育現場でのこういった習慣も、実は理にかなっているのかもしれません。
頭では分かっていても、多忙な時期などに長時間、休憩なしで仕事を続けてしまうことは、よくあることだと思います。休憩をとらないと仕事のメリハリもつきませんから、そのために誤りが多くなってしまう恐れがあるようです。
適度な休憩をはさむと、気持ちもリラックスできて疲労感も和らぎ、集中力が向上しやすいという利点があります。健康的かつ効率的に仕事を進めるためにも、適度に休憩をとるよう心掛けたいものです。