7月18日の今日は「光化学スモッグ」の日です。

1970年の7月18日に、東京都杉並区で日本初の光化学スモッグが発生したそうなんです。

光化学スモッグについては、たぶん皆さんご存知だと思いますが、自動車や工場などから排出される窒素酸化物や有機化合物が紫外線によって光化学反応を起こし、有害な光化学オキシダントを生成する現象ですよね。

発生しやすい条件というのもあり、日差しが強くて気温が高い日であったり、風の弱い日に発生しやすくなります。

私達の体に悪影響を及ぼすため、国も対策を進めています。

自動車の排ガス規制を強化したり、大気汚染防止法を改正したり、そんなこんなで、窒素酸化物など原因物質の抑制に力を入れてきました。

今は、自動車の環境技術が進んだ効果もあるので、光化学スモッグの被害数も激減しています。

産業文化が根強い日本においては、物を製造しなければ成り立ちません。

そのために工場もフル稼働していますが、近年は、休みなく働くことを制限して、明るいうちに退社できる機会も設けられています。

人のみならず、会社や工場も休むことが必要になる時代に差し掛かっているのかもしれません。

しかし、生産性をストップできないのが実情です。

そのため、「地球に優しい」ものへとシフトしなければならないでしょう。

使う薬品、洗剤なども優しいものを取り入れて、人々の暮らしを私達が守らなければならない、そうした使命感で今日も頑張って責務を全うしましょう。