損して得をとるという考え方
朝礼ネタ5366 2022/03/02 3月今日は何の日?3月2日は、織田信長が副将軍任命を断った日です。
歴史に詳しくなければ、「へー」という頷きで終わるでしょうが、それは損をしてます。
1569年、3月2日、足利義昭経由で正親町天皇から織田信長のもとに勅使が遣わされ、そこで副将軍任命が伝えられたんです。
しかし、信長は後日断ってしまいます。
そして一言口にした言葉は、「副将軍はいらないから滋賀県の大津と草津、大阪府南部の堺を自分にください」というお恐れた申し出です。
織田信長は、交通交易の重要拠点を欲っしていたようですね。
信長としては、副将軍になって義昭の臣下になるよりも、実利をとって天下統一への足がかりを欲した訳です。
自分がどうなりたいか、しっかりしたビジョンを持っていた証拠ですよね。
信長の判断は「損して得とれ」という内容に置き換えることができます。
これは、現代ビジネスにも共通するのではないでしょうか。
大統領になる前のトランプ氏と共通しているような感じがしませんか?
メディアに叩かれながらも、それが逆に宣伝になっているように映ってしまいます。
彼もまた、「損して得とれ」に近い演説、パフォーマンスで沸かせた偉人でしょう。
不当な扱いをしたらやり返すという叩かれる発言もありましたが、強国アメリカだからこそ口にできた発言であり、この発言に国民は活気だったとさえ言われています。
「損して得とれ」というのは、私達の仕事にも通じるでしょう。
手柄を立てるにも、まずは損な役回りを積極的にかって出たいと思います。
みなさんも、それが得に繋がると信じて邁進しましょう。