日本人に大きく影響与えた1月30日
朝礼ネタ5334 2022/01/30 1月今日は何の日?1703年1月30日は、赤穂浪士が吉良上野介の屋敷に討ち入りに
入った日です。
時代が太平の世で多くの武士たちが忠義心や戦いの意義を真剣に考える事が、
すこしずつ薄れていく中で、あくまで喧嘩両成敗という原則から離れた幕府の処分に異議を
唱えて吉良邸討ち入りを行った赤穂武士が起こした赤穂伝説が始まった日といえます。
赤穂浪士の話は時代を経るに従い多くの逸話が入りどこまでが真実であり
どこからが創作であるかはっきりしない所がありますが、多くの日本人は
忠臣蔵のドラマをみて今でも心から感動します。
赤穂浪士の物語が今のような高度情報化社会になっても
風化しないのは、赤穂浪士たちが見せた見返りを期待しないで
忠義に生きた武士の魂への共感だと感じます。
幕府により既に赤穂藩は取り潰しとなり、武士たちは他家への奉公が
決まらない場合、浪人生活を余儀なくされてしまいます。
今から吉良上野介を討ったから武功が上がるわけでもありません。
しかし見返りがたとえなくても立ち上がった武士たちの心意気に
日本人は今でも心打たれるのだと感じます。
現代社会でも、理不尽な事はあります。
例えば上司からの理不尽な行為や
偏見に満ちた扱いなどです。
しかしこうした不合理な扱いは今では多くの救済策があり次第に
私たちの社会は良くなってきています。
日本人が赤穂浪士の生き様に共感できる存在である限り
見返りを期待しない様々な行為が、今後も多くの場面で行われ
私たちの輝かしい未来に向けて素晴らしい功績を残していける
はずと信じて今後の仕事に取り組んでいきたいと考えます。