朝礼ネタ朝礼ネタ 3分間スピーチの例文集

 

「改善」とはどういうことを言うのでしょうか?

  朝礼ネタ5213  2022/11/18  ビジネス

皆さんは「改善」と聞いてどのようなことを思い浮かべるでしようか。「改善」とは具体的に何をどのようにすることなのでしようか。

漢字の通り「何か悪いところを改めて良くする」といったイメージでしょうか。もう少し掘り下げて考えてみましょう。

改善する対象を決めます→その対象の現状をしっかりと把握するために、データ取りや分析を行います→改善後の目標(できれば数値目標)を決めます→改善案(出来るだけ複数案)を考えます→改善案を実施します→改善後の効果を確認します→効果がなければ、別の改善案を実施します・・・といった具合です。

ひらめきや直感で改善できることもあると思いますが、継続的に改善効果をあげていくには、しっかりと改善のステップを理解することが大切です。そしてデータ取り、分析などの手法も使えることが必要になります。

改善対象を見つけるためには、日頃から問題意識を持って仕事をしていくことが求められます。そのヒントの一つとして、「正早安楽(せい・そう・あん・らく)」や「ムダ・ムラ・ムリ」という言葉があります。

「正」は「正確」とか「正しく」の意味です。仕事は常に正しく正確であることが大切です。

「早」は「早く」の意味です。仕事はいくら時間をかけても良いというわけではありません。常に効率よく行うことが必要です。

「安」は「安く」または「安全に」の意味です。製品や商品 (どんな仕事も同じです)は最低限のコストで作ることが大切です。「安いもの=悪いもの」というものでなく、お客様の求めるもの(仕様や性能)を安く作るといった意味です。私たちも良いものを安く作って利益をあげなければいけません。

そして仕事は「安全に」されることが第一です。最後の「楽」は「楽に」とか「楽しく」といった意味です。仕事は楽にしたいですね。いろんな改善や工夫をすることで仕事は「楽に」なります。そうすれば苦しい仕事も「楽しく」出来るかもしれません。

「ムダ・ムラ・ムリ」も同様に「ムダ」は仕事の中にムダな所がないか、「ムラ」は仕事のアウトプットにムラが発生していないか、「ムリ」は仕事をしていく上でムリな所はないか、といった着眼点に使えます。

私もこの考え方で今まで仕事の改善に取り組んできました。間違いのない方法だと確信しています。
会社勤めが長いから、経験豊富だからといって多くの改善点が見つけられるというものでもありません。

残念ながら、改善には終わりはありません。常により良くしていくことは組織人に求められています。
皆さんも一度、自分の仕事、仕事に取り組む姿勢を振り返ってみてください。きっと多くの「改善のネタ」が見つかると思います。

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