後輩や部下に気持ちよく動いてもらうためには
朝礼ネタ4986 2022/03/07 名言・格言「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
日本海軍の連合艦隊司令長官を務めた、山本五十六(いそろく)が残した言葉です。
そして、部下や後輩に仕事を依頼する際に、私が心がけている言葉でもあります。
当たり前のことですが、業務に対する知識や経験は私の方が上です。
ですから、つい「こんな仕事はできて当たり前」や、「知っていて当たり前」などと思ってしまいます。
しかし、部下や後輩にとっては、初めての業務であることがほとんどです。
「やってみせ。」とまでは過保護かもしれませんが、業務を投げっぱなしにするのではなく、内容や注意点を相手が理解しているか、丁寧に「言って聞かせ」ることが大切だと認識しています。
そして、業務完了の報告を受けたら、良い部分を見つけ、必ず「褒める」ようにしています。
人には誰しも承認欲求というものがあるそうです。
褒める、という行為はその承認欲求を満たしてあげる行為でもあります。
自分は認めてもらっている、という感覚が、部下や後輩の仕事へのやる気につながり、自分から動く人材に育つと私は信じています
仕事を教える、指示を出す。
先輩や管理職の役目は、部下や後輩が1日でも早く即戦力となって会社に貢献できるようにすることです。
そういった意味でも私たち、先輩社員の責任はとても重大です。
五十六の言葉通りに、丁寧に接してもらった相手は、次に自分の下に後輩がついた時に同じように丁寧に指導するでしょう。
自発的に動ける人材を、1人でも多く育てるために、私は今日も五十六の名言を胸に刻んで参ります。