半数を味方につけるということ
朝礼ネタ4979 2021/12/25 12月年末年始私は人に嫌われることが得意ではありません。得意な人なんていないと思いますが、どちらかと言えば好かれる方が嬉しいです。
ですが、世の中の全員に好かれることは、不可能です。もしそれを目指して行動すれば、八方美人と呼ばれてしまいます。
そんな葛藤を解決してくれる名言があり、その言葉が私をハッと我に返してくれたので、お伝えします。
『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーが言った言葉、「半数が味方になってくれたなら大したものさ」です。聞いたことはありましたか?
確か、有名な武将も似たような言葉を残しています。
敵が100人いたならば、味方が100人いてもまだ危機的ですよね。でもそれでも勝負にはなります。
200人全員を味方につけようとして八方美人になり、不信感を与えて全員が敵になるよりは、よっぽど半数が味方になってくれた方がいいですよね。
これは仕事にも当てはまると、私は強く思っています。
私は信念を持って働いています。その信念を、できればみんなに理解してもらいたい気持ちもあります。
でも、人はみんな、育ってきた環境もものの考え方も違います。だから、全員に同意を得るのは難しい。
全員から同意を得ようとして、自分の信念を曲げてしまうなんて、私は嫌です。それで結局全員から嫌われるのであれば、もっともっと嫌です。
だからこそ、私たちは自分の信念を曲げることなく行動し、半数の味方を得られたならば、それは視点によっては正しいことなのだと思います。
これからも自分の気持ちを大切に、信頼しあえる同僚や仕事仲間を得られるよう、一生懸命働こうと思います。