一番美味しかったソースかつ丼は長野にありました
朝礼ネタ4919 2021/12/28 グルメ私は、ほぼ日本全国を「鉄道旅行」していますが、その中で一番美味しかったのが「ソースかつ丼」です。
ソースかつ丼は、とんかつを揚げて「ウスターソース」と「トマトケチャップ」を混ぜたものにくぐらせて、丼にごはんと「千切りキャベツ」の上にとんかつを乗せたものです。
ソースかつ丼の発祥は、「長野県南部にある「駒ケ根市」と「福井県福井市」といわれています。「町おこし」として、ソースかつ丼がうたわれているのが、駒ケ根市です。所説ありますが、駒ケ根市で誕生したソースかつ丼は当時福井市在住の料理人がソースかつ丼の「レシピ」を持ち帰って、料理人が経営している「フランス亭」で提供されています。
毎年秋に開催されているグルメの祭典「B-Ⅰグランプリ」では、ソースかつ丼は出店があり、長い行列ができるほどです。
静岡・富士宮の「富士宮焼きそば」や神奈川・厚木の「白ころホルモン」等がB-Ⅰグランプリの栄冠に輝いていますが、ソースかつ丼はどこの会場で開催されていても人気の高さを誇っています。
ソースかつ丼は、日本各地でもあり、色々な種類があります。
関西地区では、豚肉ではなく「牛肉」が使われており、とんかつならぬ「牛かつ」です。
ソースが、ビーフシチュー等洋食でおなじみの「デミグラスソース」が使われているソースかつ丼もあり、「岡山県」で食べることができます。
1993年に私は社会人になり、よく鉄道旅行をしていました。
愛知県の東部にある「豊橋駅」から長野県中部にある「辰野駅」を結ぶ路線の「飯田線」に乗車すると、必ず「駒ケ根駅」に途中下車して、ソースかつ丼を食べていました。
駅を降りると、街を中心にソースかつ丼の「のぼり」を出しており、ソースかつ丼の専門店だけでなく、「喫茶店」や「ラーメン屋さん」等でもそれぞれの店舗によってソースかつ丼の「バリエーション」があります。
私が印象に残っているのが、駅から徒歩約10分のところにあるラーメン屋さんでした。
そのテンポもソースかつ丼ののぼりを出しており、ラーメン類だけではなく、ソースかつ丼も出していました。
私は迷わずソースかつ丼を注文しました。
店主さんが「あいよ」と答え、サクサクとソースかつ丼を作っていました。
注文してから6分後に、ソースかつ丼が運ばれてきました。
丼の中にふたからはみ出す形でソースかつ丼が盛られていました。
私は「普通盛り」で注文しましたが、千切りキャベツの量が多く、とてもボリュームがありました。
一口食べると、揚げたてのとんかつとソースの味が千切りキャベツとごはんまで染みて、とても美味しかったです。
お腹がいっぱいになって、駅に戻ると、ソースかつ丼の店舗が30以上あったので、私は「コンプリートしたいけど、時間がかかるなあ。」と感じました。