困難があってもそれを強みに変えることが大切
朝礼ネタ4792 2021/08/23 スポーツオリンピックパラリンピックでは、さまざまな障害を抱えた人が活躍します。視力に障害がある選手、足や手に障害のある選手、内部に疾患のある選手、知的障害のある選手などさまざまです。一般的に考えればスポーツを諦めてしまうことも多い状況かと思いますが、パラリンピックに出場する選手は、すごく輝いていて自分の得意なことを思う存分発揮しています。
オリンピックは大変盛り上がりますが、パラリンピックもそれと同等に私たちに勇気や希望を与えてくれるものです。困難なことがあったときに、それで諦めるのではなく工夫をしながら自己実現をしてゆくことが大切なのだと思います。これはビジネスにおいても、応用できる考え方ではないでしょうか。
たとえば、ニーズの変化に対応する場合を考えます。世の中はかなりのスピードで変化しており、特に情報通信分野の発展は目を見張るものがあります。情報技術が進歩するにつれて、顧客のニーズは変化してゆきます。これまで利益を上げられていた分野のビジネスであったとしても、今後も継続的に利益を上げられるかは不透明です。これまで持っていた強みが、弱みに変わってしまうことも考えられます。
そうしたときに、パラリンピックの選手たちを思い出してほしいと思います。困難に直面したときにこそ、飛躍のチャンスです。自分たちの弱みをしっかりと見つめ、それを完全に克服するというよりは、弱みを強みに変えて対外的にアピールすることが大切なのではないでしょうか。