オリンピックの開会式を見て学んだこと
朝礼ネタ4764 2021/08/01 オリンピックスポーツ 先日行われたオリンピックの開会式は、何気なくテレビを点けたら思いのほか目が離せなくて、最初から最後まで見ていました。
あんなに長い時間かけて行うとは知らなかったんですが、選手の数や壮大な演出を見て、改めてオリンピックの規模の大きさを感じましたね。
色々問題もあったことは皆さんもご存じかと思いますが、この規模での度重なるトラブルを収めたクリエイターの方々や運営に関わる方々はさぞ大変だっただろうと思いました。
終盤、歌舞伎役者の市川海老蔵さんのパフォーマンスがありました。
その時纏っていた衣装の柄は三升(みます)紋と言うらしく、無病息災への祈りの意味があるようです。
私は知識がなく知らなかったのですが、後からその情報を知った時、パフォーマンス時に説明のナレーションがあったらもっと面白く見られたかもしれないと思いました。
そして自分が仕事をする時、お客様へ何か提案する時には必ずその意図の説明をしていますが、それらはちゃんと伝わっていただろうかと思わず振り返ってしまいました。
今回の開会式はエンターテインメントですので意図が1から10まで伝わらなくても良いものだと思います。しかしビジネスではきちんと伝える必要があります。伝達不足で後々大きな誤解を生んだり、良い案なのに意図が伝わらずに提案が通らなかったりと、相手に理解してもらうのは仕事をする上で非常に大切なことです。基本に立ち返り、気を引き締めようと思いました。
思いがけず、そんなことを感じた開会式でした。