お花見というイベントで本来の自分を見せる
朝礼ネタ4637 2021/03/29 4月風物詩・季節行事4月といえば多くの新しい生活がスタートする時期ですね。学生の場合ですとこの時期に自分がどのようなポジションをとることができるかどうかで今後学生生活が変わるといっても差し障りない時期なのです。だから、多くの人たちはこの時期に初めて会った人と盛んに交流しようとします。
日本にもこの時期にみんなが仲良くなるイベントとして外でお花見などをよくやります。日本人というのは結局多くの人が恥ずかしがり屋なので、自分から何かイベントをぶち上げてやることが嫌いです。しかし、誰かがやってくれるイベントに便乗して大騒ぎするのが好きな人たちが多いので、彼らは集団で集まると気持ちが大きくなり、本来の自分を取り戻し、普段とは違った不遜で大胆な行動をとってしまうのです。
これは春のお花見というイベントの中で誰もがそのイベントにのまれ、そして酒に飲まれてそのような行動を行ってしまったのではなく、そのような人というのは本当はそのような行動を起こしてしまう人なのにもかかわらず、普段は「理性」を働かせて常識人として生活しているだけなのです。
もちろん、その人の本質が野獣のような激しい人でも、普段は理性を働かせてその野生部分を誰にも見せることなく生活を行うことができれば、その人は立派な人として生活できるでしょう。しかし、それはその人は多くの人の目には面白みのない人に映るでしょう。
しかし、お花見という非日常のイベントにおいて本当の野性味ある一面を多くの人の前で見せると、多くの人はその人の見方をがらりと変えてくれると思います。