日経平均株価が1000円以上下落するというのニュースなのか
朝礼ネタ4636 2021/03/28 投資・資産運用日経平均株価が1000円以上下落すると一般のニュース番組でも株が下落したことを伝えます。
しかし、少し相場で飯を食ってる個人投資家から言わせると、日経平均株価とは何かという根本的なものを知らないで、ニュース番組では「株の下落」と言っているだけなので、多くの投資家はそのような話はただのノイズでしかありません。
もっと言えば日本株だけではなくナスダックが下がっても、どの株がどれだけ下がったのかを見なければ、本当に全体的に株価が下がったともいえないのです。
株式投資とは、一つには大まかな視点に立って見ることも大切ですが、例えば暴落の発生点を特定したり、もしくはこれから何をすればもけることができるのかを探らなければならないのです。
しかし、メディアというものは何かの本質を伝えるものではなく、私たちの恐怖心や射幸心などをあおり、多くの人に見てもらうことだけを考えて作っているので、物事の本質は二の次に作られています。
つまり、メディアからは真実だけをピックアップして報道するという使命よりも、「なんでもいいから、俺たちの発信するものを見てくれ」という部分が全面的に出てきているので、どうしても彼らの報道している多くの記事は妄想や憶測で書かれている部分が多く、誠実さに欠けるのです。
もっと言えば「株価下落」とメディアが報道した後に下落した株価は下落前の水準まで株価を回復させることも当たり前に起こるので、このようなものに一喜一憂するのはいかがなものかと私は思います。