谷川岳がどんな山か私が迫ってみたお話です
朝礼ネタ4597 2021/02/22 趣味群馬県と新潟県の境にある谷川岳の標高は1977mになります。
12月から2月の谷川岳は雪が10cmほど積もる山とは違い、その量と天候が悪条件を作り出すのです。
とは言っても谷川岳は登山コースでの雪崩や滑落の危険は低く、登りやすい山となっています。
もしも快晴ならば関東からの日帰りが可能な場所とは思えないほどの絶景、白銀の山脈を眺めることができるでしょう。
関東からのアクセスは冬の場合、関越自動車道の渋滞に巻き込まれないためにも少人数なら上越新幹線や在来線を使ったほうがいいかもしれません。
また先ほど『登山コースでの雪崩や滑落の危険は低く、登りやすい山となっている。』と書いたものの、冬の谷川岳の晴天率はすごく低いためにしっかりと登山計画を立てたほうがいいです。
また天神尾根は谷川岳の登山コースの中でも一般的な人気ルートになります。
ただ山頂近くでは雪面が広がっているために視界がなくなって下山できなくなる恐れがあるので、雪山での経験が浅い人はガイドに同行してもらったほうがいいでしょう。
谷川岳は[魔の山]と恐れられており、山での死者数が世界一で800人を超えます。
かつてジョージ・マリーが『なぜ、山にのぼるのか。そこに、山があるからだ。』と言っていた一方、彼のような人はしっかりとした準備をして山に挑むのです。
話を戻すと谷川岳には2つ山頂があってトマの耳が標高1963m、オキの耳は1977mになります。
トマの耳からは皇海山(すかいさん)などが見渡せるのです。
オキの耳からの眺めも負けてはおらず、遠くは北アルプスの白馬岳周辺まで見えることもあります。
最後に冬のオキの耳は雪の中で谷しか見えないほか、奥は雪庇(せっぴ)になっていてむやみに近づくことは絶対にやめたほうがいいです。