国家資格には3種類の国家資格がある
朝礼ネタ4553 2021/01/13 資格取得サラリーマンを何年かしていると、将来のために何か役に立つものを身に付けておきたいと思うものです。
ただ、仕事があるため、技術を習う時間は取れません。
そこで、多くの人の目指すのが「国家資格」の取得です。
国家資格を保有していると、いざという時に資格を利用することができます。
国家資格には「業務独占資格」、「名称独占資格」、「必置資格」の3種類があります。
業務独占資格というのはその名の通り、資格所有者以外の人はその仕事をすることができない資格のことです。
国家によって業務の独占が保証されており、独立性の強い資格が多くなっています。
例えば、弁護士や公認会計士、税理士、行政書士、社会保険労務士、美容師、薬剤師、不動産鑑定士などがあります。
次の名称独占資格というのは、資格所有者しかその名称を名乗れないことが法律で定められている資格のことです。
名称独占資格は法的な資格効力が低いことから、資格を取得していない人でも同じ仕事をすることができます。
いわば、社会的な信頼を得るための資格と言えます。
例えば、中小企業診断士やファイナンシャルプランニング技能士、介護福祉士、保健師、調理師などがあります。
そして、必置資格というのは、職場の規模に応じて、一定数の資格を持つ選任者を置くことが法律で義務づけられている資格のことです。
当然、無資格者が同じ業務をしても問題ありません。
必置資格には介護支援専門員(通称ケアマネジャー)や宅地建物取引士(通称宅建士)、衛生管理者などがあります。