新年に大きな目標を立てたけれども
朝礼ネタ4542 2021/01/05 目標1月勉強が苦手な人にありがちなことなのですが、彼らは新年にものすごく大きな目標を掲げます。彼らが大きな目標を掲げることはいいのですが、その目標というのはあまりに壮大で、もし大学受験を終えた人が見たら無謀な計画だと思われるものでも彼らは平気で立ててしまうのです。
なぜならば、そのような人というのは、まだ参考書や問題集を使って本格的に学習したことがない人たちであり、そのため、大学受験でのミニマムな学習量ではなく、かなりオーバーな学習量の計画を立ててしまうのです。
しかし、このオーバーなのがやらなければならない勉強時間のオーバーならば、ただ単により多くの時間を勉強に費やしただけになるだけでそこには何の問題もありませんが、彼らが立てる目標での問題は大事なことを忘れて彼らは学習計画を立てていることなのです。
つまり、彼らは問題集自分で解くことを前提に学習計画を立てているのです。これが間違いなのなのです。
勉強で大事なことは目の前にある参考書や問題集の内容をどれだけ正確に自分の頭の中に落としこむかであって、自分の頭を使って問題を解くという作業をその後の作業だということを多くの人たちは知らないのです。ですから、彼らはいたずらに多くの時間を費やして問題集と格闘し、問題を解いていくのです。
このような学習法が学校では推奨されている学習法かもしれませんが、効率よく物事を学ぶということから考えると完全に外れた学習法なのです。しかし、悲しいことに多くの受験生はその事実を知りません。そして彼らが信念に立てた目標は彼ら自身もそれは実現不可能な目標だったということをすぐに気がつくのです。