自分の頭で考えないで「だれだれが言っているから」とか「どこかの書籍に書かれている」ことをそのままやるだけでお金がもうかると思っているおめでたい人というのがいます。しかし、アメリカ株の指数を購入しておいて後はほっとらかしにしておくだけでお金が増えてしまうのです。

ですから、投資のスキルもセンスも時間もない人というのは基本的にアメリカ株に投資しておけばいいのです。

しかし、どういうわけか日本ではそのようなインデックスファンドに投資して後は何もしないという本当に手のかからない投資をするよりもIPOに申し込んで当たるまでせこせこやるやり方が好まれたり、株主優待をただでとる方法が好まれたり本当に不思議な国です。

どうして株主優待ただどりだけを好き好んでやるのでしょうか。彼らは「リスクを取れないから」という答えを答えます。しかし、そこには米国株のインデックス投資よりも優位なデータがあるからとかとにかく客観的なデータがありません。

つまり、株主優待クロスただどりを行っている人というのは、抽象度の高いことを頭で考えることをさぼり、なんとなく得だからという何らかの感情に動かさせて彼らは行動をとっているようなのです。
つまり、抽象度の高いことができないということは、学校の科目でいえば数学という科目に捨てられて私立文科系の大学に入学してしまうことくらしかきない人が日々大量生産されている日本という国を象徴しているといっても言い過ぎではないのです。

これでは、日本はかつての「ジャパンアズナンバーワン」にはなれないと思います。
ですから、私は日本に投資するよりももっと理数系の人間を大事にする国へ投資するのです。