自分の悪いところをさらけ出してしまっても気にする必要はない
朝礼ネタ4487 2021/01/01 心理・メンタル人は基本的に自分のいいところを見せようとし、悪いところは極力見せまいと振舞うはずです。
それは無意識のうちにやっており、それこそが正しい行動であると信じて疑わない人も多いでしょう。
しかしながら、自分の悪いところをさらけ出すということは意外と重要であると言えます。
というのも、人は自然と自分の悪いところを隠そうとするので、そこから生まれる不信感が少なからずあるはずなのです。
他人には見えないところで何をしているのか?どんなことを考えているのか?が分からないと、傍から見ればいい人そうに見えても、本当はどんな人なんだろう?という疑問が無意識に生まれているはずです。
だからこそ、自分の悪いところを出すというのは、ある意味人間味あふれる部分を周囲に見せることにつながります。
例えば、机が汚いまま放置してしまったとしても、そういった状況は結果的に周囲の人にその人ならではの欠点を見せることになり、その人がどんな人か?理解できる余地を作ることができるのです。
あまりにも致命的な悪いところだと逆効果ですけど、ちょっとした部分ならばチャームポイントとして認めてくれる場合もあります。
したがって、欠点を意図的に見せる必要はないですけど、結果的に欠点を見せてしまったことを後悔する必要はないでしょう。
むしろ、「私はこういうところが欠点なんだ!」くらいに振舞っておくと、周囲としてもその人への理解が増してちょっとした安心感を感じられるはずです。
私は仕事をしながら、いろいろなミスをする可能性がありますが、そういうミスをしてしまったとしても気にしないで振舞っていきたいです。
他人にミスをしているところを見られたなんて気にしてしまうと、それが次のミスにつながることがありますから。
むしろ自分という人間を周囲に理解してもらえたくらいの軽い気持ちを持っておくことも大切だと思いました。