コミュニケーションツールは新聞紙!?故きをたずね新しきを知る
朝礼ネタ442 2021/01/01 家族・ペットある日姪が遊びに来ているときに新聞を読んでいると「それなーに?」と聞いてきました。
私は「新聞だよ」と答えました。それと同時に姪が新聞を知らないことに気が付きました。
確かに最近は新聞を取っていない家庭も増えています。
自分の両親が新聞を取っていなかったら、他に知るチャンスはなかなか無いのかもしれません。
だからと言って、いざ新聞を知らない人間が目の前に現れると、自分は驚きを隠せませんでした。
姪は「見せて」と言って慣れない手つきでバサバサと新聞を手に取りました。
番組欄があることを教えてあげると「これ見てるー」「これ知ってるー」等と言いながら楽しそうにしていました。
その後は天気予報を見たり、折り込みチラシのを自転車を見て「欲しいなあ」と言ったりピザ屋さんのチラシを見て「美味しそう」と言ったりしていました。
読んでいる訳ではないけど、新聞を一枚一枚めくって終わったらそれをもう一度繰り返すなど、隅々まで見ようとしていました。
かれこれ30分以上も興味深そうに見ていました。
自分にとって見飽きたものでも、それが珍しい相手にとっては面白いものなんだな、と思いました。
そして意外なものがコミュニケーションの手段になるということに驚きました。
それからというもの、姪は遊びに来るたびに「新聞見せて」と言っては番組欄や天気予報、折り込みチラシを楽しそうに見ています。
最近は余り読まないし、もう取らなくても良いかな、と何回か思ったこともあります。しかし、姪のためにもしばらくは取り続けようと思いました。