「安物買いの銭失い」から学んだこと
朝礼ネタ4212 2021/01/01 故事ことわざこれから、あることわざをもとにした体験談をお話していこうと思います。
「安物買いの銭失い」ということわざです。
このことわざには、読んで字のごとく、安くてリーズナブルなものに目を奪われて買い物を続けていると、それが衝動買いとなり、いつの間にか無駄遣いとなり、最終的に余分な出費が重なってしまうということです。
私も、日常生活において、欲しい物が見つかると、まずは値段から注目します。
しかし、値段を意識するあまり、その商品の本質、性能などをきちんと確認しないで買うことも過去にありました。
安価な商品を買い続けて、物がどんどん増えてしまうこともありました。
私も若い頃、気に入った洋服に魅入られて、衝動買いをしていた時期がありましたが、購入した洋服に飽きてしまったり、着ることがなく残ってしまったりすることもありました。
このことに気づいた頃には、手持ちのお金がなくなってしまい、次の給料日までの生活が苦しむことも度々ありました。
若い頃は、同じ失敗を何度も繰り返してしまいましたが、今は、自分が本当に欲しい物なのか、本当に必要な物なのか、自問自答を繰り返しながら購入を検討するようになりました。
また、食品や洋服など、その時点で何が残っているのかなどを見て、足りないもののみを買うように意識して、無駄遣いを削減するようにしていったのです。
洋服については、オールシーズンで着回しすることができて気に入ったもの、サイズやデザインが、この先も飽きることがないかどうかなどを考えるようにしていったのです。
皆さんも、買い物をするときは、この「安物買いの銭失い」ということわざを意識してみるのも良いかと思います。