行楽シーズンに潜む危険
朝礼ネタ3990 2021/01/01 9月行楽シーズンがもうすぐ始まります。社員の皆さんにも、有給休暇を取り、家族とのレジャーを楽しみたいと思っている人もいるでしょう。
秋のレジャーの中には登山、ハイキングなどがありますが、小さなお子様がいる社員もいます。
子供連れで行える最も簡単で手軽な秋のレジャーの一つにキノコ狩りがあります。
しかし皆さんご存知の通り、キノコは食べられるキノコだけではありません。
有名な毒キノコといえばトリカブトなどがすぐに浮かぶと思いますが、毒キノコと一口にいっても、あまりにも種類が多く、またそもそも食卓に並ぶこともなく、さらに専門的な知識になるのでなかなかなじみがないと思います。
毒キノコがどんな形をしていて、どんな色をしているのかを全く知らず、事前に調べもせずにキノコ狩りをすると命を落としかねず、興味半分でおこなっていいものではありません。
自然の中でキノコ狩りをするのは確かに魅力的ですが、前述したように専門的な知識が必要です。
安全にキノコ狩りをするにはガイドさんと一緒に探して、見つけたキノコを見てもらうことでしょう。
見た目から美味しそうでも、驚くほどの猛毒を持ったキノコもあります。
例えば、オオワライタケというキノコは、夏から秋にかけてミズナラやブナなどの広葉樹に発生し、5cmから15cmほどの傘が黄色を帯びていて、いかにも美味しそうに見えますが、食べてしまうと5分から10分ほどでめまいや寒気、悪寒、ふるえなどの症状があらわれ、大量に摂取していると幻覚や幻聴、異常な興奮、狂騒などの神経症状がでます。
命を落とすことはないものの、気を付けなければならないキノコです。
もちろん死に至るキノコもあるので、こういった山の行楽に関してはガイドの人がついていって確認してもらうことが必須です。
山は綺麗で美しい側面と、命を脅かすような恐ろしい側面もあります。
キノコ狩りを例にすれば、家族だけでキノコ狩りをするのは非常に危険といえるでしょう。
事前にいくら調べても、やはりにわか知識でキノコを判断すると中毒を起こすことも考えられます。
山を楽しむには、プロが同行するのが一番です。行ってみたい山にガイドさんがいるかどうかを事前に調べておくことも重要です。