災害はいつくるかわからない。「防災の日」が意味するものとは。
朝礼ネタ3980 2021/01/01 9月1923年9月1日、10数万人の死傷者を出した、関東大震災が発生しました。
「防災の日」は、この関東大震災を教訓として、災害への備えを怠らないようにとの
戒めを込めて制定されました。
日本は、世界有数の地震国です。
地震ということでは、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」を思い出します。
メディアを通して状況が伝えられ、その悲惨さが記憶に残っています。
地震そのものより、それによって発生する津波、火災の恐怖をおぼえました。
また、「防災の日」は、立春から数えて210日目が9月1日頃にあたり、
台風の襲来と稲の開花期が、ぶつかることからも制定されました。
農家では、江戸時代からこの日が厄日とされていました。
210日の前日に村の鎮守の杜にまつった風の神の前で、
風雨のないことを祈って酒盛りをする風の盆の風習が残っている地方があります。
風雨のないことを、切実に祈る農民の気持ちがよくわかります。
「防災の日」の今日の目的は、常日頃から災害に対する備えを万全にして、
防災の心構えを持つことです。
「備えあれば、憂いなし」という故事成語がありますが、
この言葉の通り会社においても、家庭においても災害に対する備えを、
万全にしていきたいと思います。
また、仕事をしていくうえでは、様々なリスクがありますが、
起こりうる色々なリスクを想定し、リスクの回避ができるようにし、
仕事が効率的に行われるように、準備をしっかりとしていきたいと思います。