敬老の日の由来と、これまでの歴史について
朝礼ネタ3976 2021/01/01 9月9月は祝日が2回あります。「秋分の日」と「敬老の日」です。
敬老の日はどういう日か、みなさんご存知でしょうか。
お年寄りを祝う日とか敬う日というイメージを持っていらっしゃる方が多いと思います。
今日は、「敬老の日」に焦点を当ててお話ししたいと思います。
敬老の日は、兵庫県のある小さな村で行われていた敬老行事の「としよりの日」が起源と言われております。
としよりの日は、老人を大切にし、お年寄りの知恵を借りて村づくりをしようと、農作業の暇な時期でまあまあ気候も良い9月15日をその日と定めて敬老会などを催していました。
この村で行われていたイベントが全国へと広がって行きました。
「としより」という表現がよろしくないという意見が出て、その後「老人の日」と改められ、再度改定し「敬老の日」となりました。
敬老の日は、多年にわたり社会に尽くしてきたご老人を敬愛し、長寿を祝う日です。
ご存じの通りハッピーマンデー法が施行され、9月15日固定であったのが9月の第3月曜日に変わりました。
ただ、9月15日にこだわりをもつ人や団体から意見があり、今は9月15日を「老人の日」、その日から1週間を「老人習慣」として現在に至っています。
敬老の日も老人の日も同じように思えますが、敬老の日はお祝いの日であるのに対し、老人の日は理解や取り組みなどに対する「啓発の日」という意味があります。
話は変わりますが、老人って何歳以上が老人なのでしょうか。
老人福祉法では65歳以上と決められているそうです。
世界保健機関では65歳以上を「高齢者」としています。
日本は長寿王国で、老人や高齢者と呼ばれることに抵抗を持つ方が多いです。
ですから、孫に当たる人たちからおじいさん・おばあさんをお祝いする日ぐらいがちょうどよいのかもしれません。
今日は、「敬老の日」について私の考えを交えてお話ししました。