十五夜の日は心にゆとりを
朝礼ネタ3918 2021/01/01 9月9月の風物詩といえば、十五夜があります。
お団子をお供えして、すすきを飾ったりします。子供のころは月でウサギがもちつきをしている写真などを見せられて覚えている方もいるかもしれません。
そもそも十五夜とは満月にあたる15日にを十五夜と呼ぶようになったそうです。ということは実は毎月十五夜はあるのです。
その一年の中で最も月が奇麗に美しく見えるとされているのが9月の15日。これが十五夜として風習に残りました。
9月は稲の収穫がありそこになぞらえて、稲の豊作や感謝を伝える行事となりました。その際に飾るすすきは稲にたとえられたとされています。
さらにすすきを飾った理由はもう一つ、魔よけの意味もあったのです。昔は十五夜が終わるとそのすすきを軒先につるして一年の無病息災を願っていたらしいです。
十五夜におだんごをお供えするということは難しいかもしれませんが、私たちもその風習にならって十五夜の日はすすきを飾って一年の無病息災を願ってみてもいいかもしれません。なぜなら私たちは、毎日一生懸命仕事に従事し日々せわしく過ごしています。そんな日々の中、十五夜の夜くらい一度はゆっくり空を眺めてみましょう。空を眺める心の余裕を持つことで、気持ちも体もリフレッシュされるのではないでしょうか。
夏の暑い時期を乗り越え、体も心も自然と疲れがたまっているはずです。ここで一度リセットして、残りの月を精いっぱい駆け抜ける力を蓄えましょう。