七夕という行事の歴史の重み
朝礼ネタ3894 2021/01/01 7月日本の伝統的な行事として七夕がありますが、この七夕は子どもの頃から多くの人たちにとって馴染みが深いものでしょう。
短冊を笹の葉に飾ったという記憶を持っている人も多くいるのではないでしょうか?
日本で七夕が行事として行われるようになったのは平安時代の頃だと言われています。
元々は中国で行われていた行事なのですが、それが日本に伝わり、当時は宮中行事として行われていたのだそうです。
その後、江戸時代になると庶民の間でも七夕の行事が行われるようになり、全国的に広がっていったのです。
野菜や果物を備える行事として栄えていきましたが、当時から短冊に願い事を書いていくというスタイルは存在していたのです。
そして、現在では7月7日の夜に短冊に願い事を書いて笹の葉や、竹の葉などに飾るという形で七夕の行事が存続しています。
古くは平安時代から日本で始まったこの行事は、相当な長い歴史を持っているということが言えます。
私たちが子供の頃から知っている七夕というイベントはなんとなくの知識しかない人が多かったと思いますが、実はこれだけ歴史が長く、伝統的な行事だったのです。
日本には古来から伝わる伝統的な行事がいくつもありますけど、七夕の歴史はその中でも本当に長いことが分かるでしょう。
私は7月7日を迎えたときには、日本の伝統と歴史に関して思い出し、その歴史の重みを感じたいと思います。
願い事をするというよりも、平安時代から伝わる七夕という行事の重要性を実感したいと思っているのです。