自分自身の仕事を単純作業と思わない
朝礼ネタ3543 2021/01/01 製造・組立製造業のラインで働いているとどうしても自分自身の仕事が単なる1つの作業でしかないとついつい考えがちです。しかしながら、このような考え方を全員が持ちながら仕事をしているとどうしても品質問題につながってしまいます。
こうした誤った考え方を正すのにちょうど良い書籍を見つけました。今は亡き昭和の大経営者である松下幸之助さんの言葉です。自分自身の仕事は単なる作業ではなく、自分自身はその仕事の社長であると認識しなさいと言うことです。いわゆる社員稼業
として仕事を捉えなさいと言うことです。
この偉大な経営者の言葉を書籍で読み、私自身目から鱗でした。皆さんはいかがでしょうか。このような考え方を持ってそれぞれが仕事をしてみるとどうでしょう。間違いなく品質レベルは上がると思いますし、自分自身の仕事に対して誇りを持つことができるはずです。
もちろん、それぞれの仕事が単純で面白くないこともあるかもしれません。しかしながらその仕事に対しては自分自身が社長だと認識し、それぞれが同じ思いを持って仕事をすれば間違いなく良いものができてくるはずです。
綺麗事だと考える方もいるかもしれませんが、こうした考え方が根本になければ仕事はうまくいかないものです。さらに品質の高い商品を作っていくために皆さんでこうした思いを持つことができれば幸いだと思い今日は紹介させていただきました。
またこういったお話を皆さんと共有できれば幸いです。