オンデマンド印刷によって小さい会社でも販促が容易になる
朝礼ネタ3528 2021/01/01 企画・マーケティング営業プロモーションの案内や新規顧客を開拓する時には、チラシやパンフレットが必要になります。
通常、チラシやパンフレットなどの印刷物を作ってもらう場合は、印刷のための「版」を作り、それを印刷機にセットして大量の部数を印刷しています。
これがオフセット印刷です。
ただ、オフセット印刷だと、コストの関係から最低でも1,000部くらいは作らないと割高になります。
そのため、何千部も何万部も一度に作る大企業ならともかく、小規模な会社や個人商店などは発注できません。
そこで、自社でデザインしたものをコピーするか、大量に刷ったものを何年もかけて使い切るしかありませんでした。
そのような状況を打開してくれたのが、「オンデマンド印刷」です。
オンデマンド印刷では、従来のオフセット印刷の基となっていた「版」が要りません。
デザインデータから直接印刷することができるため、50部や100部といった少部数の印刷が可能になりました。
しかも、版を作るという工程が無くなったため、制作日数も短縮されました。
発注者にとっても、オンデマンド印刷が開発されたことで、必要な部数を必要な時にだけ印刷することができます。
当然、従来のコピーよりも大幅に単価が安くなります。
また、無駄なコストを削減できるだけではなく、日数の短期化によってスピーディで効率的な販促活動が可能になり、費用対効果がアップしました。
さらに、少ロットでの制作が可能なため、数種類のチラシやパンフレットを作り、顧客の反応を調査してから大量印刷にかけるテストマーケティングもできます。