数字の裏に潜む意味を明確にする
朝礼ネタ3471 2021/01/01 経理事務経理業務と言えばどうしても、マニュアルに沿って、規定通りに進めることを良しとする傾向があると思います。
もちろん、決算にまつわるもの、収支にまつわるものに関しては当たり前のことだと思います。経理部門が最後の番人として見届けを行うことがどれだけ重要かは言うまでもありません。
しかしながら、いざ社内の経理業務についてはどうでしょうか。私自身営業部門で様々な仕事を行ってきましたが、どうしても領収書の処理やお客様との関係構築を行うための交際費等、100%の経理業務のマニアルに沿った処理が難しい業務も発生してきます。
そんな時、同じ領収書1枚だけでもそこに隠された意味を営業や他の部門の担当者の声を聞き入れ、どのように処理をするかを考えてくれる経理担当者は本当にありがたいものです。
もちろん、不正をお願いしたいと言うわけではありません。あくまでも、同じ領収書であってもその裏に力意味を考え、処理の方法を一緒に考えていただければありがたいと言うことです。
このように営業実務にまつわるような舞台と関係を作りつつ、経理業務を行うことができれば営業能力としても上がっていくと私は考えています。
いかにルールに沿った経理業務を遂行していくか、そして実情に合った処理をどこまで融通をきかせて行くかは難しいところです。しかしながら、こういった形で業務を遂行できる企業の方が間違いなくお客様にとってもメリットがあると言えるのではないでしょうか。