これからの仕事のスタイルで必要なこと、チャレンジすべきこと
朝礼ネタ3437 2021/01/01 ITエンジニア技術職(機械・電気)2020年に出版された「10年後に食える仕事 食えない仕事:AI、ロボット化で変わる職のカタチ」という本を読んで見て感じた事をお話したいと思います。
この本の中で、面白いと感じた事は、仕事を4つの象限に分けて、人間が強い職業、機械が強い職業に分類している内容です。確かに、機械が強い職業は人の手を借りるよりも効率的で、かつ、ヒューマンエラーを起こさずに仕事をしてくれるでしょう。だからと言って、自分の仕事がなくなるのかと悲観することはないと思います。
裏を返せば、機械に任さられる部分は機械に任せて、人間はより、手先を必要とする様なスキルの仕事、頭を使って、新しいアイデアを出す、人の方が有利な作業に注力できるとも解釈できるからです。そのために必要なスキルは自分で、コツコツと腕を磨いていく必要があるでしょう。
また、手に職を付ける様な仕事以外はどうやって自分を磨けば良いのかを理解しがたいと思われる方もおられるでしょう。それは「仕事の効率化」をどうすれば良いかを考えることではないかと思っています。
デスクワークなどで使用しているソフトなどのツールで不便さを感じていないでしょうか。相手に自分のやっていることをアピールすることに手間取っていることはないでしょうか。
ある本で、トヨタという会社は新入社員に1分間で相手に説明する、1枚に報告書をまとめるなどの研修を行うそうです。これは結局の処、「仕事の効率化」を図っていることと同じと感じます。この様に考えるとどんな仕事であっても、アイデア一つで、売れ行きが伸びる、好調な業績を出している業種もある様に最近、感じています。
これからは新しい時代、生活が始まろうとしています。単純に生き残る仕事、なくなる仕事という分け方をするのは時代の流れでしょうが、マイナス思考ではなく、ピンチこそ最大のチャンスとポジティブに捉え、チャレンジしてみることも必要ではないかと思っています。