クッション言葉をどれくらい意識していますか
朝礼ネタ3386 2021/01/01 フロント・受付みなさん普段からお客様と接するときに、言葉遣いに気を付けていると思います。
その際にどれくらいクッション言葉を意識して使っていますでしょうか.
たとえば受付用紙の記入をお願いする場面を想像してください。
では、目を閉じて聞いてみてください。
「こちらにご記入をお願いいたします。」
「お手数ですが、こちらにご記入をお願いいたします。」
どちらが丁寧に聞こえますか。
あるコールセンターの話があります。
非常に教育の行き届いた会社で、社員の商品知識は優れていました。
しかしよく対応中にクレームになることが多かったといいます。
なぜだろうかと通話記録を確認してみたところ、丁寧な態度で対応しているにも関わらず、まったくクッション言葉を使っていないことが分かりました。
そこでクッション言葉を随所に使って会話するよう徹底したところ、見事にクレームがなくなりました。
情報が耳だけとなるコールセンターでは、いかに言葉づかいが印象を左右するかということが顕著に出た例です。
このようにクッション言葉を意識して使うことは、お客様に与える印象を柔らかくし、引いてはこちらのお願いを聞いてもらいたいときに快く受け入れてもらえる効果があります。
今日は何にでも使えるオールマイティーなクッション言葉を紹介します。
それは「恐れ入りますが」です。
「恐れ入りますが」は、質問するときやお願いするとき、お断りするときにも使える便利なクッション言葉です。
とっさにパッとクッション言葉が出てこないときは、「恐れ入りますが」をぜひ使ってみてください。