時間の密度は人生の密度である
朝礼ネタ3224 2021/01/01 営業今日私が皆さんにお話させていただきますのは、発明王エジソンの言葉です。
皆さんもご存じの発明王エジソンですが、ある時親友の一人が彼の息子を連れて訪問してきたそうです。友人の息子は学校を卒業しこれから仕事に就こうとする時だったそうです。友人はエジソンにこう頼みました。「これは私の息子ですがこれから世間に出用と言うのですが、それについて何か一つ心得になることをお聞かせください」。
それに対してエジソンはうなずいてその青年と握手し、自分の研究室にかかっている大きな時計を見上げてこう言いました。
「決して時計を見るな、これが若い人たちへの私の忠告である」
新聞の売り子から発明家になり、電灯や電話、映写機や蓄電池など2000以上の特許を持つエジソンですが、文字通り寝食を忘れて一生懸命に研究を続けた成果が今の私たちの生活を豊かにしていることは間違いありません。時計など気にせず何時間も何日も研究室にこもって実験を繰り返したことこそがエジソンをエジソン足らしめる要因になったに違いありません。
私たちは会社員として会社に雇われている身ではありますが、その時間は自分の人生の大切な時間でもあります。早く仕事が終わらないかなと時計ばかり気にして仕事時間を過ごすよりも、自分の仕事に対してもっと改良すべきことがないか、こんなことをすれば会社に貢献できるのではないか、近くに困っている人がいないかどうか、明日やるべきことも今日のうちにやってしまおうと行動しているうちに時間は瞬く間に過ぎてしまうものです。そして何よりもその考え方こそが自分自身を高めることにもつながるように思います。
一生懸命仕事に打ち込んでいるうちに気が付いたら終業のベルが鳴っていた、そんな毎日を会社員として過ごしていきたいと思います。