会社の利益はお客様の暮らしの満足から
朝礼ネタ2992 2021/01/01 不動産まず、会社の利益を上げる。
これを聞いたときにただ不動産を売ればいいとおもっていないでしょうか?
結論から言えばそうなってしまいますが、それでは利益は一時的なもので最終的には淘汰さらたり、競合には勝つことは出来ません。
何故か。
それは売ることだけに集中して、肝心の買い手の気持ちにならないからです。
甘い戯れ言と思われるかもしれませんが、生涯で一番高い買い物は不動産です。不動産は何かというと単なる建物や土地ではありません。
買い手の生活そのものです。
皆さんは自分が不動産を購入するときにただ機械的に売る人のところで買いたいですか?
それとも買い手の気持ちになり、近場のオススメスポットや利便性、暮らしやすさや時にはアドバイスしてくれる人のところで買いたいですか?
考える必用もないかと思います。
確かに会社の利益は大事ですが、会社の利益を上げるためには、買い手がつかないといけません。
買い手をつけるためには、お客様に満足いく暮らしをご提供させて頂くのが最も確実です。
(実話です)
私の知人の話を例に挙げますが、私の知人はとある夫婦に不動産を販売しました。
購入後もアフターケアを欠かさず、時には暮らしに関する相談も受けていました。
自社の物件にも関わらず、欠点も説明したり、あまりお勧め出来ない物件は、選択肢から外していました。
その結果、その人は夫婦に高く評価され、信頼を得て両方のご両親の家も一任されました。
その夫婦は若く、あまり貯蓄もなく、平均的な価格より少し安めの不動産を購入しましたが、ご両親はある程度の資産があり、平均額の倍近くの物件を購入しました。
その人はたった一組の夫婦から派生して1年足らずで1億円の売上を達成しました。勿論他にも物件は販売していましたが、トップの営業成績です。
ご両親に対しても細やかなフォローを入れることで、更なる信頼を得て、ご両親の友人の物件も任されています。
(実話ここまで)
このようにちゃんとお客様に満足いく暮らしをして頂き、信頼を得ると更なる拡大が望めます。
ここから私は不動産業はただお客様に物件を売るのではなく、お客様の快適な生活をご提供させて頂く仕事と結論付けました。